■TEAM TAKASE

 全日本選手権シリーズを中心に、世界選手権、世界国別対抗選手権、スーパークロス等に参戦してきたモトクロスライダー田中教世(たなか たかせ)が2007年に立ち上げたプライベートチーム。

 夢への挑戦と後進の育成を通じたモトクロスの普及がチームのモットーです。

■ご挨拶「夢を諦めない」


 TEAM TAKASE代表の田中教世です。

 私、田中教世には夢があります。それは全日本モトクロス選手権のシリーズチャンピオンを獲得すること。そして、私が出会ったモトクロスというスポーツの素晴らしさを、一人でも多くの人に伝え広めることです。

 私は全日本モトクロス選手権国際A級ライダーとして17年に渡り、国内最高峰クラスへのチャレンジを続けて来ました。2000年に全日本初優勝を達成すると共にシーズン4勝を挙げ総合ランキング3位。2004年にはシーズン2勝をマークしランキング2位の成績を残すことが出来ました。その後、怪我による長期間の戦列離脱やチームの移籍など辛く苦しい時期も経験しました。いつしかベテランと呼ばれるようになった自分にとって、チャンピオン獲得は正直一度諦めかけた夢でもありました。しかし私は、自ら立ち上げたTEAM TAKASEと共に全日本の頂点を目指し、2010年にはシリーズ最終戦までタイトル争いを繰り広げ、自己ベストタイのランキング2位の成績を残すことが出来ました。震災を乗り越えてスタートした2011シーズンは、残念ながらタイトル争いに加わることこそなりませんでしたが、最終戦までランキング3位争いを展開し、ワークス勢を相手に総合5位の成績を残すことが出来ました。全てはTEAM TAKASEにご支援をいただいた皆様のおかげです。本当にありがとうございました。

 2012年、TEAM TAKASEは大きく体制を変え、新たな一歩を踏み出します。私、田中教世は、ヤマハ・YSP・レーシング・チームの契約選手として、MFJ全日本モトクロス選手権シリーズIA1クラスに参戦しタイトル獲得を目指します。

 TEAM TAKASEは、モトクロスファンの誰もが集える場として再編成し、同時にスクールやイベントへの参加を通じて、子供たちや若手に夢とチャンスを与え、次の世代を担うライダーへの育成や普及を目的として様々な活動を展開します。辛い時期も私を信じ、支援して下さった方々の期待に応えたいと思っています。厳しい時代だからこそ、チームの活動を通じてモトクロスの楽しさ、素晴らしさ、夢に挑むことの大切さを、もっともっと数多くの人に伝えて行きたいと願っています。

 千年に一度の大災害、円高、タイの大水害など、未曾有の出来事が次々に起こった昨今、モトクロスを含むモータースポーツ界を取り巻く環境は、決して良い状況とは言えません。 しかし、大自然の中で子供から大人まで、男女を問わず、家族全員で真剣に取り組めるモトクロスこそ、最も身近なモータースポーツであり、人々の夢を育み、人間の育成、環境の保護や交通安全に通じる価値ある文化だと確信しています。

 私自身、モトクロスを通じて多くの人と出会い、一人の人間として育てて頂きました。時に楽しく、時に厳しく。振り返ればその全てが私の人生の糧となっています。この素晴らしいスポーツの魅力を次の世代へと伝えたい。それこそが私の、そしてTEAM TAKASEの夢なのです。

 私は夢を諦めません。チーム設立6年目となる2012年も、全力で夢に挑む田中教世とTEAM TAKASEの活動にどうぞご期待ください。そして、更なるご支援とご声援を、心よりお願いする次第です。